このような状況はありませんか?
4月から新卒社員が私たちの部署に配属される。スムーズにスタートできるよう、準備をしなければ。
~4月~
初めまして、新入社員のうさぎです。これから一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
早速だが、1時間ほどのオリエンテーションを行う。会議室に集合してくれ。
~会議室に移動~
これから、私たちの部署について説明する。我々は〇名のチームで構成されていて、主なお客様は…
~1時間後~
ZZZZ…(居眠り中)
おや?寝ているじゃないか。これはひどい。仕事に対しての姿勢が全くなっていないな…
うさぎさん、寝ないでください。
すみません‼次から気を付けます(焦)
この先が心配だ…
このストーリーでは、新入社員のオリエンテーション中に、うさぎが居眠りをしてしまい、上司の熊がその態度に不信感を抱いてしまいます。このような状況で、どうすればお互いにとって良い職場環境を築けるのでしょうか?
ここからは、仲裁役の豚が間に入ってお互いの意見をインタビューしていきます!
新入社員のうさぎへのインタビュー
新入社員のうさぎの意見
研修期間中、居眠りしてしまうことが悩みの種です。自分でも問題だと理解しているので、指をつねったり、コーヒーを飲んだりして眠らないように努力しましたが、どうしても眠気を抑えきれません。上司の熊さんにも何度も注意されて、どうすれば良いのか分からず、つらい思いをしています。
もちろん、自分が主体的に関わる作業や、実際に手を動かす業務では眠くならずに集中できます。会議のように話を聞くだけの状況で眠ってしまうのです…。
仲裁役の豚の意見
会議のような受け身の時間が長くなると、眠気を感じやすいですよね。ただ、社会人として仕事中に居眠りをすることは避けなければなりません。ですから、眠気を防ぐための方法を身に着けることが重要です。
まず、会議前に部屋の空気を入れ替えましょう。酸素濃度が低い部屋は、眠くなりやすいので、空気を入れ替えるだけで居眠りを防ぐことができます!
また、会議中の眠気を防ぐには、目的意識をもって参加することが大切です。ただし、「業務を覚えること」という目的設定は抽象度が高く、効果はありません。「業務を覚える」ためには、どのような情報をインプット or 理解する必要があるのかを考えて、メモを取ることが重要です。まずは、分からない点や質問したいことなどを中心にメモを取ることから始めましょう!
ありがとうございます!早速実践してみます!
上司の熊へのインタビュー
上司の熊の意見
新入社員のうさぎさんが新しい環境に慣れるのに苦労していることは理解しています。しかし、ここは職場であって、学校ではありません。仕事中に居眠りをするのは、社会人としての自覚が欠けている証拠だと感じます。こんな基本的なところから指導しなければならないと思うと、先が思いやられます。
仲裁役の豚の意見
新卒社員はひとつひとつの行動や仕事への取り組み方が未熟であるため、教育担当者には悩みがつきものですね。居眠りをする原因ごとに対策を考えてみましょう。
①睡眠不足
→ 生活習慣の改善や睡眠時間の確保を促す
②仕事に対する興味や関心の不足
→ 会議の目的を伝え、重要な点や質問事項があればメモを取るように促す。会議後、社員から質問があれば丁寧に対応する
③部屋の空気の悪さ
→ 会議前に部屋の空気を入れ替える
このように、具体的な対策を少しずつ取り入れることで、うさぎさんも成長していけると思います。熊さんもぜひサポートをお願いします。
居眠りをする原因ごとに対策を取ることで、効果がより発揮されますね
まとめ
上司の熊と新入社員のうさぎは、それぞれの立場で悩みを抱えています。
上司の熊は、居眠りを社会人としての自覚不足と捉え、新入社員への接し方に悩み、一方で新入社員のうさぎは、居眠りが良くないと理解しつつも、無意識に寝てしまうことに苦しんでいます。
この状況を改善するためには、以下の工夫を行い、予期せぬ居眠りを予防しましょう。
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